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「構造即意匠」を特質とする日本の伝統木造建築は、設計に際して、意匠と構造の問題を同時に解決していくことが求められる。しかし、構造的には不明な部分が多く、伝統木造の利点を現代に活かすためには、耐震化の道は避けて通れない。 そこで、建築基準法の性能規定化をも視野に入れながら、伝統木造建築を新たに設計するという視点に立って、伝統木造の耐震化について二回に渡って語る。 全体の内容は「継手・仕口の研究」「耐震化架構体の考案」「実大実験による実証」「耐震要素別実験」「限界耐力計算による耐震性能評価」について、実例を挙げながら語っていく。 第一回目は伝統木造耐震化の要である継手・仕口について、歴史的考察を試み、歴史的建造物の中に優れた構法を発見し、現代の構造力学的観点から改良を加え、新たに耐震化架構体を考案し、更にその耐震性能を実大実験により実証するまでを実例を交えて語る。 |
タグ:伝統構法
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