
日本の木造建築の歩みは、火災との戦いでもあった。 江戸時代以降、その歩みは、塗込め造りと瓦屋根造りの奨励を生み出した。現代では多くの場合、大壁の防火仕様の規定によりモルタルや不燃ボード類に覆われた建築へとつながっている。伝統的な木造建築にとって、建築基準法の防火に関する規定は年々ハードルの高いものになっていた。 しかし、2000年に改正の建築基準法の「性能規定」の考えにより、木造の防火に対しても性能で評価することで、例えば、準防火地域においても、外壁真壁造りや軒裏に木材の使用も可能になっている。 これらの動きの最前線で多くの貢献をされてきた安井さんに、これまでの研究成果や実践での応用などの話をうかがいながら、防耐火性能の観点からもこれからの木造建築の可能性を見出したいと考えている。 | ![]() |
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【会場】中央工学校17号館 4階 (東京都北区王子本町一丁目26−17) 【マップ】
【講師】安井 昇氏 桜設計集団 代表
【定員】60名(申込順、定員になり次第締切)
【参加費】2,000円
【申込・問合せ】これ木連事務局
(NPO日本民家再生協会内 担当:金井)
TEL:03-5216-3541 FAX:03-5216-3542
Eメール:koremoku@e-mail.jp
【案内・申込書】第15回伝統的な要素技術を現代の技術へ「木造建築の防耐火性能」案内・申込み(pdf)
【インターネット申し込み】 終了しました
【締 切】9月1日(木)
参加者1 名ごとに、氏名、所属、電話、ファクス、メールアドレスを記入ください。
【主 催】これからの木造住宅を考える連絡会 (これ木連)
タグ:防火
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