
| 「耐震建築問答」(昭和八年)には、大工たちが筋違を入れることに大きな抵抗を感じていると書かれていた。すなわち、その大工の立場からは、筋違の入る軸組構法は伝統的木造構法とは相容れない構法と言うことになるだろう。その抵抗感の内には、伝統的軸組への信頼、その水平垂直材の軸組に斜材である筋違を付けることを技術の未熟さと感じるような大工としての矜持、水平垂直の軸組から成る伝統的真壁に対する美意識、近代化過程の中での大工の立場に対する危機意識など、様々な思いが絡み合っていたことであろう、と近刊「木造軸組構法の近代化」の序文にある。 伝統構法とはどのようなものなのかを考えるとき、明治以降の西洋からの技術導入が、それ以前の構法にどのように影響を与え、本来培われてきた日本の木構造の技術がどのように変化し、どのようなものとしてその継続性をみてとれるのか。現在このことについての評価が十分されているとは言えない。今回の勉強会では、江戸の技術から、明治以降の西洋技術の導入に伴う現在の在来工法の成立過程において、日本の木造軸組構法がどのような展開を見せてきたのかについて著者である源愛日児氏から講義いただき考えてみたい。 | ![]() 中央公論美術出版 平成21年7月20日発行 |
【会 場】 千代田区万世橋区民会館
東京都千代田区外神田1-1-11(JR秋葉原駅電気街口から徒歩3 分)
【講 師】 源 愛日児 氏 武蔵野美術大学教授
【定 員】 60 名(申込順、定員になり次第締切)
【参加費】 2,000円
【申込・問合せ】 これ木連事務局(NPO日本民家再生協会内 担当:金井)
TEL:03−5216−3541 FAX:03−5216−3542
Eメール:koremoku@e-mail.jp
【案内・申込書】 第6回 伝統構法の位置づけはどこに?「木造軸組構法の近代化」案内・申込み(pdf)
【インターネット申込み】 終了しました
【締 切】 2月3日(水)
参加者1 名ごとに、氏名、所属、電話、ファクス、メールアドレスを明記のこと。
【主 催】 これからの木造住宅を考える連絡会
タグ:伝統構法の近代化
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